第19回「気持ちは絵に表れる」
台風19号で被害にあわれた方々へお見舞い申し上げます。
グランガルル はいつも通り開講しています。台風が過ぎ去って過ごしやすい空気になったように思います。
今回の漫画アニメイラストコースは生徒さんが少なく、常連メンバーでしたのでいつものように試験課題や作品制作に取り組んでもらいました。
少ないメンバーの制作をみていて共通して思ったのが、「描き方が荒い・・・」ということでした。画塾に日々通っていると制作がマンネリ化しがちです。ただ来て、時間までなんとなく絵を描いて、好評してもらって終わり・・・。実際、そんな風に思っていなくても、どことなく絵からそんな雰囲気が漂っているのです。
もしこれが試験当日だったら・・・。人にあげる作品だったら・・・。描き方は変わってくるはずです。ラフの段階から何度も見直しをしたり、本書きのときには丁寧に筆を走らせたり・・・。そんな風に描いた絵はうまい下手に関わらず伝えようとするものが絵からにじみ出ます。
絵を描くときにリラックスした気持ちで描くことは大切ですが、手を抜いてしまってはいい作品はなかなか生まれません。とくに受験生はもうすぐ本番の試験が迫っています。一回一回の制作を大切にしていきましょう!
この記事へのコメントはありません。