無料体験でできること

こんにちは。グランガルルの漫画・アニメコース講師のマキです。
今年の梅雨は長いですね。私は体調を崩してしまい自分の作品制作が滞ってしまいました。でも、そんな日があってもいいよね！と自分を励まして再び制作の日々に入っています。作品制作をしていると、上手く描けない時期があったり、どうしても制作する気になれない時があります。そんな時は一旦筆を置いて制作から離れてみるのもひとつの手です。
嫌嫌描いた投げやりな作品よりも、一旦休んで元気になってから丁寧に描いた作品の方が納得する作品になるので、制作できない自分を責めないで自分のペースでゆっくり楽しんで完成を目指せたらいいですよね。

それでは今回は、先日無料体験に来てくれたKさんの力作を紹介します。Kさんはイラストを描くのが好きな中学1年生で、とくに女の子キャラの衣装を考えるのが得意とのこと…。なるほど！ではキャラクターデザインをやってもらおう！ということで、「擬人化」に挑戦してもらいました。
無料体験では、パンダのぬいぐるみを見て鉛筆でリアルに描写していく「デッサン」と、ぬいぐるみをもとに擬人化してもらう「キャラクターデザイン+イラスト制作」のどちらかを体験していただけます。

Kさんは活発で料理上手な性格の女の子キャラクターをデザインしてくれましたよ。まずはぬいぐるみを見ながら妄想を広げます。どんなキャラクターにしようか。性別、年齢、性格、得意なこと…。いくつかキャラクターを構成する要素を箇条書きにしてもらい、そこから2つをピックアップしてもらいました。
今回は「活発で料理上手」というキャラクターにするので、そこからポーズや表情などを講師と一緒に考えます。
活発な人ってどんな人？Kさんの身の回りにいる人でも、イメージできるものでも何でもOK。どんなデザインにすれば見た人に「どんなキャラクターなのか」を伝えることができる？Kさんも悩みながらも一生懸命デザインしてくれました。そうして完成したのがこちら！

今まではただ何となく描いていたキャラクターも、実は「キャラクターデザイン」の観点で見ると、全てのデザインには理由があるのです。
好きに絵を描くことはとても大切ですが、「何かを伝えるため」にどうすればいいか考え、キャラクターの見た目として必要な要素を盛り込んでいく(時には引き算することも…)ことはもっと大切です。

今は楽しくて趣味で描いているイラストも、「伝える」ことを意識すると将来の仕事にも繋がっていきますよ。

漫画・アニメコースは個別指導ですので、生徒さんそれぞれのやりたいことに合わせて制作課題を用意しています。また、描き方も鉛筆の削り方や、キャラクターデザインをするときの考え方から丁寧に教えますので、初心者の方も気軽にご参加くださいね〜！お待ちしております。